地盤改良とは
建物などを地盤上に構築するにあたり、地盤沈下・不同沈下の影響が及びにくくするため、地盤に人工的な改良を加え安定性を保つために行なう工事のことです。
ハイスピード工法
株式会社ヨシイチは、株式会社吉永土木のコンストラクションパートナーとして、天然砕石を利用したHySPEED工法による地盤改良業務を行っています。
HySPEED工法とは、硬化剤を一切使用しないで天然砕石のみを使った、人・環境に優しくとっても強い、軟弱地盤の地盤改良工法のことです。
特徴
砕石パイルと現地盤で複合的に面全体で建物を支えるので、安定した強さがあります。
天然の砕石しか使わないので、土壌汚染や環境破壊による周辺地域への悪影響を起こしません。つまり住む人の健康被害を起こさないのです。
産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)として扱われないので、将来取り除く必要がありません。
将来家の建て替えをするときでも、同程度の規模の住宅であれば繰り返し使えます。
地震時の液状化をドレーン効果(排水効果)により阻止します。
従来の改良工事よりも施工費が安く、しかも20年間の保証がついています。
※ 工事保証/引渡しから20年間まで。
※ 保証金/5,000万円まで。
砕石しか使わないことにより他の工法に比べCO2の排出を少なくします。
※平均的な住宅(建坪20坪程度)1戸分の施工で2,000kg削減。
今まで施工が出来なかった地下水の多い地盤やセメントの固まらない腐植土の地盤、六価クロムの出る火山灰の地盤でも、問題なく施工が出来ます。
セメントや鉄パイプのように劣化したり、さびたりしない、永久地盤工法です。
工事手順
「地盤改良工事は初めてなんだけど…」
施主様の不安や疑問にお答えするために、工事の手順をフローチャートでご紹介いたします。
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1.着工前
地盤調査のデーターをもとに、杭の長さ・本数・ピッチを設計します。
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2.使用機械
使用機械は、
3t建柱車
0.2バックホー
エアーコンプレッサー -
3.オーガ径検収 φ400
φ400のオーガで掘削します
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4.杭芯セット状況
杭の位置を確認し、オーガーをセットします
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5.掘削状況
倒れを確認しながら掘削します。
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6.掘削完了 掘削深さ計測
設計どおりパイル長があるか確認します。
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7.天然単粒砕石搬入
単粒砕石 20~40
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8.砕石投入転圧状況
逆回転で砕石を送り、ピストンバルブで絞め固め、砕石杭を構築していきます。
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9.打設完了 φ450以上
φ400で掘削した孔は、ピストンバルブで締め固めることによりφ450以上になります。
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10.平板載荷試験 原地盤
原地盤に荷重をかけて沈下量を測定します。
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11.平板載荷試験 杭頭
施工後の杭頭に荷重をかけて沈下量を測定します
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12.杭配置確認(施工前)
杭間の距離の確認をします
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13.杭配置確認(施工後)
杭間の距離の確認をします
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14.完成
全ての工程が終了です